絵本の展示コーナー
ミニ展示「おつきさまの絵本」
旧暦では7月~9月を秋としており、その真ん中にあたる8月15日を中秋と呼んでいました。この中秋にあたる8月15日の夜に昇る月を「中秋の月」と呼び、この時の月が特に美しく見えることから、「中秋の名月」と呼ばれるようになったようです。ちなみに、今年の「中秋の名月」は満月ではなく、翌々日の9月27日が満月となります。
明治時代のはじめまで太陰太陽暦(旧暦)を使っていた私たち日本人は、月と実に密着した生活を送ってきました。月の満ち欠け(周期)や潮の満ち引きは、種まき、収穫、害虫防除など農業・漁業の活動を行う重要な目安となりました。月との密接なつながりは、神話や各伝統行事、「竹取物語」に代表される物語や月を詠んだ多くの和歌などにもよく表れています。
現代の絵本にも、月にまつわるエピソードを中心にした物語絵本、月の満ち欠けなど宇宙の不思議を分かりやすく説明した科学絵本など、「おつきさま」を題材にしたものがたくさんあります。これらの絵本を楽しんだ後に、ご家族でじっくり夜空の美しい月をご覧になって、あれこれと想像をふくらませてみてはいかがでしょうか。