絵本の展示コーナー
ミニ展示「おやつの絵本」
 2月14日は「バレンタインデー」です。バレンタインデーが近づくにつれて、どきどき・わくわく感が増してきているお子さんがいるかもしれません。
子ども読書相談室では、このバレンタインデーにちなんで「おやつの絵本」を集め、2月26日(水)まで展示しています。
「おやつ」は、江戸時代に「八刻(やつどき)」(今の午後2時から4時くらい)に食べていた軽食がもとになってできた言葉だという説があります。当時、おやつは働く大人の世界のもので、団子やいも、入り米などが食べられていましたが、8代将軍徳川吉宗が砂糖の国内生産を奨励したことにより、砂糖が手に入りやすくなって、お菓子を食べる習慣が広がったそうです。
 子ども読書相談室にも、チョコレートをはじめ、おいしそうなおやつを扱った絵本がたくさんあります。どうぞご家族や親子で一緒に絵本を読んで、また絵本を話題にしながら、実際におやつも味わって楽しんでいただければ幸いです。
企画展示「ゆきの絵本」
子ども読書相談室では、絵本の展示コーナーを設け、季節ごとにテーマを決めて絵本の紹介を行っています。ふだんは書庫にあるような古い絵本も、テーマに合わせて紹介しています。
今回は、2月17日の「天使のささやきの日」(「天使のささやき」とはダイヤモンドダスト=太陽の光できらきら輝く細氷のこと)にちなみ、「ゆきの絵本」と題して展示します。
「生まれて初めて見る雪」「風花」「しんしんと降り積もる雪」「冷たく吹きつける猛吹雪」…絵本の中にも、さまざまな雪の情景が描かれています。その場面の情景や登場人物の気持ちなどを想像しながら、家族や親子で絵本をお楽しみください。
なお、期間中は、約30点の展示・貸出を行います。
参考:1978年2月17日に北海道幌加内町母子里で、非公式ながら国内最低気温マイナス41.2℃を記録しました。これにちなんで、同町の「天使の囁き実行委員会」が1994年に、「2月17日」を『天使のささやきの日』として制定しました。
| 〇展示期間 | 令和6年12月27日(金)~令和7年2月26日(水) | 
|---|---|
| 〇展示場所 | 1階 絵本の展示コーナー(新聞雑誌室となり) | 
※ 下記に示すのは、展示資料の一部です。
※ 本の名前をクリックするとくわしい内容を知ることができます。
※ 予約することもできます。
| 本の名前 | 書いた人 | 出版者 | 出版年 | 
|---|---|---|---|
| いしがき わたる/え ふるかわ よしのり/かんしゅう | マイルスタッフ | 2023.11 | |
| ユーヴァル・ゾマー/さく 木坂 涼/やく | 国土社 | 2023.10 | |
| 松田 奈那子/作 石黒 誠/監修 | 岩崎書店 | 2021.10 
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| まるやま あやこ/作・絵 | 学研教育出版 | 2014.11 
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| 新美 南吉/作 柿本 幸造/絵 | 講談社 | 2013.1 
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| 谷川 俊太郎/文 吉田 六郎/写真 | アリス館 | 2008.11 | 
ミニ展示「へび・かめ・ワニの絵本」
2025年・令和7年の干支は「巳年」です。これにちなみ、今回のミニ展示では「へび・かめ・ワニの絵本」を集めて展示します。
へび、かめ、ワニは、いずれもハチュウ類の仲間で怖いイメージがありますが、その一方で長寿や再生などの象徴として、古来より人々からあがめられてきた面もあります。
絵本の中では怖い姿ばかりではなく、人々や他の動物たちと触れ合うなどさまざまな様子が描かれています。子ども読書相談室内に展示していますので、どうぞ、絵本を手に取って、親子やご家族でお楽しみください。
 
 
ミニ展示「クリスマスの絵本」
「2024年」も残り少なくなってきました。そして、もう間もなくクリスマスがやってきます。子どもたちは、サンタクロースが今年も自分のところにやってくるのか、そして、どんなプレゼントをもらえるのか、今からワクワク…楽しみにしていることと思います。
子ども読書相談室にも、サンタクロースの訪問を楽しみにしている子どもたちの姿や、そりに乗ってプレゼントを運ぶサンタクロースの様子などを描いた、夢あふれる絵本がたくさんあります。
ぜひ、親子、ご家族で一緒に「クリスマスの絵本」をお楽しみください。
ミニ展示「いぬの絵本」
11月1日は「犬の日」です。「ワン(1)ワン(1)ワン(1)」という犬の鳴き声にちなみ、1987年にペットフード工業会(現、一般社団法人ペットフード協会)が、犬に関する知識を深めて犬をかわいがることを目的に制定しました。
子ども読書相談室では、この「犬の日」にちなんで「犬」が登場する絵本を集め、11月26日(火)まで展示しています。
現在、犬を飼っているご家庭、これから飼おうと思っている方、犬との大切な思い出のある方…それぞれいろいろな思いがあるでしょうが、どうぞ、絵本を手に取って、登場人物と犬とのほほえましい姿をご家族や親子でお楽しみください。