絵本の展示コーナー

ミニ展示「おつきさまの絵本」

旧暦では7月~9月を秋としており、その真ん中にあたる8月15日を中秋と呼んでいました。この中秋にあたる8月15日の夜に昇る月を「中秋の月」と呼び、この時の月が特に美しく見えることから、「中秋の名月」と呼ばれるようになったようです。ちなみに、今年の「中秋の名月」は満月ではなく、翌々日の9月27日が満月となります。

明治時代のはじめまで太陰太陽暦(旧暦)を使っていた私たち日本人は、月と実に密着した生活を送ってきました。月の満ち欠け(周期)や潮の満ち引きは、種まき、収穫、害虫防除など農業・漁業の活動を行う重要な目安となりました。月との密接なつながりは、神話や各伝統行事、「竹取物語」に代表される物語や月を詠んだ多くの和歌などにもよく表れています。

現代の絵本にも、月にまつわるエピソードを中心にした物語絵本、月の満ち欠けなど宇宙の不思議を分かりやすく説明した科学絵本など、「おつきさま」を題材にしたものがたくさんあります。これらの絵本を楽しんだ後に、ご家族でじっくり夜空の美しい月をご覧になって、あれこれと想像をふくらませてみてはいかがでしょうか。

 

企画展示「はりきっていこう スポーツの絵本」

今年は、オリンピック、WBC、FIFAワールドカップなど、大きなイベントが目白押し…。各大会における日本の選手の活躍を見て、感動し刺激を受けた子どもたちも多いことでしょう。

10月12日(月)はスポーツの日ですが、この時期は、多くの園・学校・地域などで運動会が行われる時期です。小学1年生にとっては、初めての小学校の運動会…ドキドキワクワクの気持ちでいっぱいだと思います。また、6年生にとっては、小学校生活最後の運動会となりますね。充実感・達成感にあふれ、思い出に残る運動会であることを願っています。

絵本の中にも、困難を乗り越えて活躍する姿や仲間と協力して成長していく姿など、スポーツを通してさまざまな姿が描かれています。読み進めていく上で、感動したり共感したりするところもきっと多いことでしょう。絵本をもとに、スポーツ・運動についてご家族で話題にしていただくと幸いです。

なお、期間中は、約30点の展示・貸出を行います。皆様のご来室・ご利用をお待ちしています。

 

 

〇展示期間

令和8年8月28日(金)~10月27日(火)

〇展示場所 1階 絵本の展示コーナー(新聞雑誌室となり)

※ 下記に示すのは、展示資料の一部です。
※ 本の名前をクリックするとくわしい内容を知ることができます。
※ 予約することもできます。

 

本の名前 書いた人 出版者 出版年

ラン・ガール・ラン!

アネット・ベイ・ピメンテル/さく

ミーシャ・アーチャー/え

偕成社 2025.10

オニのサラリーマン じごく・ごくらく運動会

富安 陽子/文

大島 妙子/絵

福音館書店 2021.9

とびきりおかしなマラソンレース

メーガン・マッカーシー/作

おびか ゆうこ/訳

光村教育図書

2019.2

ねずみのすもう 日本民話・英文併記

わたなべ さもじろう/絵

ジェリー・マーティン/訳

鈴木出版

2018.3

しんけんしょうぶ だるまさんがころんだ

武田 美穂/作

ほるぷ出版

2016.12

よーいドン!

ビーゲン セン/作

山岸 みつこ/絵

絵本塾出版 2012.5

 

企画展示「命・平和について考える絵本」


子どもたちにとってやりたいこと、やってみたいことが盛りだくさんの夏休みですが、この夏休みにふだんなかなか会えないおじいちゃん、おばあちゃんや親せきと会う機会のあるお子さんもいることでしょう。そんなとき、ふと、家族とのつながりや自分の「命」について考えることがあるかもしれません。

一方、世界で起こる紛争に関するニュースが耳に入ってきていますが、家族や友達と楽しく過ごしたり、ゆったり湯船につかったり、静かに眠りについたりできることなどから「平和」という言葉を思い浮かべるお子さんもいることでしょう。

今回の企画展示「命・平和について考える絵本」では、動物などとのふれあいを通して命の尊さを感じさせてくれるもの、戦争にまつわる悲しい歴史を伝えるものなど、さまざまな絵本を展示します。

せわしなく感じ過ぎていく毎日の中で、「命」の重みや「平和」の尊さにじっくりと心を寄せる時間は、なかなかないかもしれませんが、展示した絵本などをきっかけにご家族でも話題にしていただければ幸いです。

期間中は、約30点の展示・貸出を行います。皆様のご来室をお待ちしています。 

 

〇展示期間

令和8年7月31日(金)~8月25日(火)

〇展示場所 1階 絵本の展示コーナー(新聞雑誌室となり)

※ 下記に示すのは、展示資料の一部です。
※ 本の名前をクリックするとくわしい内容を知ることができます。
※ 予約することもできます。

 

本の名前 書いた人 出版者 出版年

ひとつひとつのいのちに

マーラ・フレイジー/作

梨木 香歩/訳

ひさかたチャイルド 2025.8

緑の葉っぱのパン

最上 一平/文

北見 葉胡/絵

新日本出版社 2024.10

トットちゃんの15つぶのだいず

黒柳 徹子/原案

柏葉 幸子/文

講談社

2023.7

とつきとおか 赤ちゃんが生まれるまで

ミランダ・ポール/文

ジェイソン・チン/絵

汐文社

2019.8

いのちのいれもの

小菅 正夫/文

堀川 真/絵

サンマーク出版

2011.3

ヒロシマのピアノ

指田 和子/文

坪谷 令子/絵

文研出版 2007.7

 

企画展示「夢がふくらむ 空・宇宙の絵本」

 

「空模様」という言葉がありますが、空は、その日その時で全く違った様子を見せてくれます。さわやかな青空、美しい夕焼け、どんより曇った空、とどろく雷鳴、きれいに瞬く夜空の星々…など。

そして、その空の向こうには壮大な「宇宙」があります。神話に代表されるように、古来、人々は天空に思いを馳せ、さまざまな想像をふくらませてきました。太陽の動き、月の満ち欠け、星の瞬き、流れ星、UFOなど、科学技術の発達とともにわかってきたこともありますが、まだまだわからないこともたくさんありロマンは尽きません。

今回の企画展示は、七夕にちなんで「空」や「宇宙」にまつわる絵本を集めました。絵本を手にしながらご家族の中で空や宇宙について話題にしていただくとともに、さらに子どもたちが空や宇宙への興味・関心を高める一助になれば幸いです。

7月7日の七夕の日…織姫と彦星の伝説に思いを馳せながら、子どもたちはどんな願いごとをするのでしょうか。

 

期間中は、約30点の展示・貸出を行います。皆様のご来室を心よりお待ちしています。

 

 

 

〇展示期間

令和8年6月26日(金)~7月28日(火)

〇展示場所 1階 絵本の展示コーナー(新聞雑誌室となり)

※ 下記に示すのは、展示資料の一部です。
※ 本の名前をクリックするとくわしい内容を知ることができます。
※ 予約することもできます。

 

本の名前 書いた人 出版者 出版年

うちゅう たいようけいのごきんじょさん

ステイシー・マカナルティー/作

スティービー・ルイス/絵

小学館 2025.11

空とぶ馬と七人のきょうだい

イチンノロブ・ガンバートル/文

バーサンスレン・ボロルマー/絵

廣済堂あかつき 2021.6

種子島ロケット打ち上げ

濱 美由紀/作画

小学館

2017.11

月の満ち欠けのひみつ

関口 シュン/絵・文

子どもの未来社

2013.3

地球と宇宙のおはなし

チョン チャンフン/文

山福 朱実/絵

講談社

2009.7

たなばたものがたり

舟崎 克彦/文

二俣 英五郎/絵

教育画劇 2001.5

 

ミニ展示「おとうさん だいすき!」

今年の「父の日」は、6月21日(日)です。「父の日」は、アメリカ・ワシントン州に住んでいた女性ソノラ・スマート・ドッドの行動がきっかけとなったそうです。彼女の父親は、南北戦争後、6人の子どもをたった1人で育て上げました。彼女は、「母の日」と同様に「父に感謝を伝える日を設けてほしい」と牧師協会に提案したところ、それが受け入れられ、1910年6月19日に父の日礼拝が催されたのです。これをきっかけに、6月の第3日曜日が「父の日」として根付き、1972年には「父の日」がアメリカで祝日に定められました。

「父の日」が日本に伝わったのは、1950年代と言われています。当時は一般的には知られていませんでしたが、1980年代に入り、百貨店が「父の日」キャンペーンを展開したり、「日本ファーザーズ・デイ委員会」が1981年に創立されたりしたことなどから次第に普及していきました。

 

「おとうさん」「パパ」「とうちゃん」「オヤジ」「おとん」…など、おとうさんの呼び方は、その時の家族やお子さんの状況で変わってくるかもしれません。絵本の中にもいろいろなおとうさんが登場します。絵本を家族で楽しみながら、家族を支えるおとうさんへ感謝の気持ちを伝えてみてはいかがでしょうか。