絵本の展示コーナー
企画展示「ぐんまのほこり 山の絵本」
子ども読書相談室では、絵本の展示コーナーを設け、季節ごとにテーマを決めて絵本の紹介を行っています。ふだんは書庫にあるような古い絵本も、テーマに合わせて紹介しています。
今回は、8月11日の「山の日」にちなみ、「ぐんまのほこり 山の絵本」と題して展示します。
群馬県は、約3分の2が丘陵山岳地帯であり、起伏に富んだ地形が美しい自然を織りなしています。赤城山、妙義山、榛名山のいわゆる上毛三山だけでなく、谷川岳、浅間山、至仏山などの多彩な様相の山を有し、歴史ある温泉地も多く、初心者から熟練者まで山岳観光を楽しむことができます。
また、県内の各学校の校歌には、近くにある山の名が歌い込まれているものがあるように、私たち、群馬県に住む者にとって、山は実に身近な存在となっています。
今回、山を題材にした写真絵本や、山で暮らす人々や動物たちを主人公とした物語絵本などを集めましたので、ご家族や親子でご覧になり、山への関心をさらに高めていただけると幸いです。
なお、期間中は、約30点の展示・貸出を行います。
〇展示期間 |
令和7年7月25日(金)~8月26日(火) |
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〇展示場所 | 1階 絵本の展示コーナー(新聞雑誌室となり) |
※ 下記に示すのは、展示資料の一部です。
※ 本の名前をクリックするとくわしい内容を知ることができます。
※ 予約することもできます。
本の名前 | 書いた人 | 出版者 | 出版年 |
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はらぺこめがね/作 |
小学館 | 2024.11 | |
アレックス・ノゲス /文 ミレン・アシアイン=ロラ /絵 宇野 和美 /訳 |
岩崎書店 | 2021.12 | |
はぎわら ふぐ/作 |
福音館書店 |
2019.6 |
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カイル・ミューバーン/文 ヴァサンティ・アンカ/絵 おおさく みちこ /訳 |
ワールドライブラリー |
2016.12 |
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ビーゲン セン/作 石川 えりこ/絵 |
絵本塾出版 |
2011.7 |
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わたなべ さもじろう/作・絵 |
鈴木出版 | 2007.8 |
ミニ展示「夏の研究・お助け本」
今年の夏、今の学年だからこそできることがある…。
夏休みは、学校からの宿題もあるかもしれませんが、それ以外にも、自分の興味関心のあることについて、じっくりと調べたり学んだりすることができる期間です。
子ども読書相談室では、小・中学生のみなさんの自由研究や作品作りの参考になれば…と思い、関連する本を集めて展示します。
部屋の入口に、ブックトラックを設置し展示してありますので、どうぞご活用ください。
なお、展示期間は、7月11日(金)から9月2日(火)までとなります。
企画展示「ぐんまのあこがれ 海の絵本」
子ども読書相談室では、絵本の展示コーナーを設け、季節ごとにテーマを決めて絵本の紹介を行っています。ふだんは書庫にあるような古い絵本も、テーマに合わせて紹介しています。
「海」という言葉から、「♬うみはひろいな おおきいな~♪」で始まる童謡「海」を思い浮かべる方はとても多いと思います。この歌を作詞した林柳波は沼田市の出身であり、作曲した井上武士も現前橋市出身です。この歌詞やメロディーに表現されているように、海のない群馬県に住む私たちにとって、海はまさにあこがれの存在と言えるでしょう。
子どもたちは、海というと海水浴や磯遊びなどとても楽しいことを思い浮かべるかもしれませんが、その一方で海は、表情を変え自然の厳しさをまざまざと私たちに見せることがあります。
海の生物を撮影した写真絵本や、海の近くで生活する人々の暮らしを話題にした物語絵本などをもとにして、ご家族や親子で海への関心をさらに高めていただけると幸いです。
なお期間中は、約30点の展示・貸出を行います。
〇展示期間 |
令和7年6月27日(金)~7月23日(水) |
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〇展示場所 | 1階 絵本の展示コーナー(新聞雑誌室となり) |
※ 下記に示すのは、展示資料の一部です。
※ 本の名前をクリックするとくわしい内容を知ることができます。
※ 予約することもできます。
本の名前 | 書いた人 | 出版者 | 出版年 |
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前田 次郎/作 |
徳間書店 | 2024.7 | |
ポーラ・ホワイト/作 いけだ さちこ/訳 |
BL出版 | 2024.1 | |
いとう ひろし/作 |
講談社 |
2021.2 |
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中村 武弘/写真・文 |
ポプラ社 |
2015.6 |
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青山 友美/作 |
偕成社 |
2008.6 |
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川端 誠/作 |
BL出版 | 2002.7 |
ミニ展示「今年の課題図書」
今回は、今年の第71回青少年読書感想文全国コンクール(主催:全国学校図書館協議会、毎日新聞社)の課題図書と、第58回夏休みの本(緑陰図書 主催:全国学校図書館協議会)を集め、子ども読書相談室内にて展示します。
夏休みのこの期間に、じっくりゆっくり本を読んで、自分の思ったこと、感じたことを自分の言葉で表現してみてはいかがでしょうか。「今の自分」だからこそ、書ける文章があると思います。
なお、課題図書の利用につきましては、こちらのページをご確認くださいますようお願いいたします。
ミニ展示「雨の絵本」
雨の日が多くなる時節を迎えました。ひとことに雨といっても、しとしとしっとり降る雨、ザーザーと音を立てて激しく降る雨、晴天にもかかわらず落ちてくる雨、強い風とともにたたきつけるように降る雨など、いろいろな雨があります。一説には、日本には雨の呼び名が400種類以上あるとのことですが、それだけ日本人にとって雨は生活に密着したものなのでしょう。
この時期の雨は、私たちにはうっとうしく感じるものかもしれませんが、稲をはじめとする植物の生長にはとても大事なものでもあります。
紫陽花の色のうつろいやホタル観賞など、この時期だからこそ楽しめることがたくさんあります。絵本の中にも、主人公たちの、雨を味わい楽しむ様子が見られます。どうぞ、絵本を手に取って、親子やご家族でお楽しみください。
なお、展示期間は、6月24日(火)までとなります。