デジタルライブラリー資料ピックアップ

ピックアップ(デジタルライブラリ)

タイトル 絵本宝能縷 
テーマ 富岡製糸場と絹産業遺産群
解説 江戸時代中期の浮世絵師、北尾重政と勝川春章の合作による絵本です。
「かゐこやしなひ草」第一~第十二の絵図に、蚕種の孵化から飼育、製糸、反物のできるまでが描かれており、後に多くの絵師が手がけた「蚕養草」の原形になったともいわれています。
タイトル 開化養蚕之図
テーマ 富岡製糸場と絹産業遺産群
解説 三枚組。
明治期に活躍した歌川派の絵師・楊州周延の作で、明治4年に始まった宮中養蚕がモチーフとなっています。明治時代の殖産興業にかかる啓蒙の一端が伺えます。
群馬県立図書館の特別文庫のひとつ「小野寺文庫」は、養蚕錦絵をはじめ、5,000点を超える養蚕書、生糸商標や当時の広告等を収める絹産業の一大資料コレクションです。
タイトル 養蚕法
テーマ 富岡製糸場と絹産業遺産群
解説 高山長五郎は、ユネスコ世界遺産「富岡製糸場と絹産業遺産群」のひとつ『高山社』の創立者です。
高山社の伝習所・私立甲種高山社蚕業学校では、長五郎が確立した養蚕飼育法「清温育」を広める人材を育成しました。
この資料は、高山社第2代社長として、高山社蚕業学校長を勤めた町田菊次郎が著しました。当時の蚕業学校の様子等が写真で残されています。
タイトル 藍香翁
テーマ 富岡製糸場と絹産業遺産群
解説 「藍香」とは、富岡製糸場の初代所長を務めた尾高惇忠(おだか・あつただ)の号であり、この資料はその伝記です。
尾高惇忠は、現在の埼玉県深谷市出身。民部省の官僚として富岡製糸場設立準備にあたり、開所後は、所長として草創期の製糸場運営と技術の発展に尽力しました。また、同郷の渋沢栄一に論語を教えた師でもあります。