デジタルライブラリー資料ピックアップ
ピックアップ(デジタルライブラリ)
タイトル | 高崎志 |
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テーマ | ぐんまの貴重書 |
解説 |
上中下3巻。 1789年(寛政元年)、高崎藩の家臣であった川野辺寛がまとめた、高崎城の変遷、城下町の町名由来・名所旧跡・社寺宝物などを記した高崎城下の地誌です。 『群馬県百科事典』(上毛新聞社刊、昭和54年)の記述によると、『高崎志』は脱稿後、出版刊行される予定だったがなかなか実現せず、1910年(明治43年)に豊国覚堂により実現されたという経緯があります。当館所蔵の資料は、刊行前に書写されたものと考えられます。 |
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タイトル | 文公家礼通考(甘雨亭叢書より) |
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テーマ | ぐんまの貴重書 |
解説 |
室鳩巣の著した儒学書。 幕末の安中藩主・板倉勝明が編纂した『甘雨亭叢書』の一部です。甘雨亭叢書には、伊藤仁斎や貝原益軒、新井白石など儒学者の著作のうち、当時未刊であったものが収められています。安中藩は、藩主自ら学問を好み、藩士や領民の教育に熱心に取り組むだけでなく、有事に備えて心身を鍛えるため、日本のマラソンの発祥と言われる「遠足(とおあし)」を奨励するなど、文武両道を振興しました。 |
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タイトル | 史蹟精査報告 第一 |
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テーマ | ぐんまの貴重書 |
解説 |
大正15年(1926年)3月刊、内務省編。 「上野三碑」(多胡碑・山上碑・金井沢碑)を含む3つの史跡に関する調査報告書です。 大正末期の三碑について、本体(碑文の拓本)及び周辺の様子が、写真や図面で記録されています。 |
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タイトル | 中島文庫図書目録 |
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テーマ | ぐんまの貴重書 |
解説 |
多くの傑作飛行機を生み出し、戦前の日本の航空機産業を担った「中島飛行機」。その創業者である中島知久平は、国務大臣を担う政治家でもありました。昭和6年、国内では民間初のシンクタンクと言われる「国政研究会」を組織し、国際情勢の分析や政策立案のため、さまざまな資料を収集しました。その資料群は、戦後に群馬県議会へと託され、その後当館の所蔵となりました。 国政研究会が作成した資料の一部については、デジタルライブラリーでご覧いただくことができます。 |
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タイトル | 赤城山廻遊案内 |
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テーマ | ぐんまの貴重書 |
解説 |
岩澤正作(いわさわ・しょうさく/1876年~1944年)は、明治9年に神奈川県に生まれ、明治35年に前橋中学校(今の前橋高校)に教師として着任しました。博物学を教えるかたわら、県内の歩いては土器のかけらや鉱物など収集し、研究するなどその知識を生かして活動し、昭和4年には毛野研究会を組織、雑誌『毛野』を刊行し、本県の考古学、博物学の先駆けとなりました。 なかでも赤城山を愛し、この「赤城山廻遊案内」をはじめガイドブックを出版して、その紹介に努められました。当館デジタルライブラリーでは、岩澤正作の著書を4点ご覧いただけます。 |
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