デジタルライブラリー資料ピックアップ

ピックアップ(デジタルライブラリ)

タイトル 「風景」 創刊号
テーマ ぐんまの貴重書
解説 「おうい雲よ」や「風景・純銀もざいく」などで知られる詩人・山村暮鳥は、明治17年に群馬県西群馬郡棟高村(現在の高崎市棟高町)で生まれました。郷里の代用教員を経て東京で神学を学び、伝道のかたわら萩原朔太郎や室生犀星と共に詩作に励みました。大正2年に結成した新詩研究社の機関紙である『風景』には彼らの詩が投稿されています。この資料は、暮鳥の教え子であった小山茂一氏から寄贈されたもので、暮鳥本人の手になると思われる推敲跡が残されています。
タイトル 上毛古墳綜覧
テーマ ぐんまの貴重書
解説 古代東国文化の中心地として、飛びぬけて多くの古墳を有する群馬県。この資料は、昭和10年に群馬県が全国に先駆けて実施した、県内に所在する古墳の一斉調査の記録です。県内の古墳8,400基について、各市町村別に古墳の名称、形状、発掘の有無、所在地や面積、所有者や出土品等の情報が記録されており、本県の古墳研究に欠かすことのできない重要な資料です。なお、群馬県では「群馬県古墳総合調査」を実施し、平成29年5月に平成版の上毛古墳総覧とも言える「群馬県古墳総覧」を発行しました。