デジタルライブラリー資料ピックアップ
ピックアップ(デジタルライブラリ)
| タイトル | 交水社沿革 |
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| テーマ | 富岡製糸場と絹産業遺産群 |
| 解説 |
明治10年8月、前橋市一毛町(現在の城東町2丁目)に設立された「交水社」は、明治から大正にかけて、前橋市内で最も大きな製糸工場でした。建物などは現存していませんが、隣を流れる広瀬川の水を動力や用水として利用していたことから、現在も「交水堰」という呼び名が残されています。この資料には、明治43年当時の交水社の沿革や、工場内の写真、チョップ(生糸の商標)などが掲載されています。 なお、この写真の工場の跡地には、昭和28年に群馬県立図書館(旧館)が建設されました。 |
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| タイトル | 紀念写真帖(一府十四県聯合共進会) |
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| テーマ | 古き良きぐんまの風景 |
| 解説 | 明治43年9月17日から2か月間、前橋市で開催された群馬県主催一府十四県聯合共進会の写真集です。現代でいえば「博覧会」で、110万人を超える入場者でにぎわいました。会場は、清王寺町(現在の群馬県立図書館周辺)に設けられ、電飾に彩られたパビリオンの中には、関東・東北から集められた繭や生糸をはじめ、9万点に及ぶ産物が陳列されました。 |
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| タイトル | 赤城名勝絵葉書 |
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| テーマ | 古き良きぐんまの風景 |
| 解説 | 群馬県を代表する名山「赤城山」の風景を描いた絵葉書です。 |
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| タイトル | 紀念写真帖(一府十四県連合共進会) |
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| テーマ | 古き良きぐんまの風景 |
| 解説 |
明治44年刊。 群馬県では、明治43年(1910年)9月17日から11月15日までの60日間、前橋市で農産物や生糸・織物、特産品や工業製品などを出品・展示する「一府十四県連合共進会」を開催しました。中心となる第一会場は、清王寺町(現・日吉町。今の県立図書館付近)に設けられました。 洋風のおしゃれなデザインの展示場には、様々な物品が飾られて人々の関心を集めました。会場周辺には、演芸場や余興場、売店に加えて高さ約30mの展望台が設けられました。夜になると建物がイルミネーションで彩られ、「我一代に於て又と再び斯くも壮麗なる光景を見るを得べきか」(『上毛新聞』明治43年10月3日記事)と称えられるほど見事な光景だったと記録されています。 共進会は大変に好評で、県内外から110万人を超える入場者が詰めかける群馬県最大のイベントとなり、前橋が大きく発展する契機となりました。 |
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| タイトル | 必勝戦策 |
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| テーマ | 中島文庫と国政研究会 |
| 解説 | 昭和16年に太平洋戦争がはじまると、中島飛行機の創立者・中島知久平は、アメリカが航続距離の長い大型爆撃機を開発し、日本本土を爆撃するようになると予測し、これに対抗するための研究に没頭しました。その結果、史上空前の性能を持つ超大型爆撃機を製造し、アメリカの飛行機生産拠点を先制攻撃するという計画を立て、当時の政府要人や軍関係者へと極秘に配布し、賛同を求めました。この計画をまとめた資料が「必勝戦策」であり、そのなかで提案されたZ機=「富嶽」は、幻の超大型爆撃機と呼ばれています。 |
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