デジタルライブラリー資料ピックアップ

ピックアップ(デジタルライブラリ)

タイトル 上毛古墳綜覧
テーマ ぐんまの貴重書
解説 古代東国文化の中心地として、飛びぬけて多くの古墳を有する群馬県。この資料は、昭和10年に群馬県が全国に先駆けて実施した、県内に所在する古墳の一斉調査の記録です。県内の古墳8,400基について、各市町村別に古墳の名称、形状、発掘の有無、所在地や面積、所有者や出土品等の情報が記録されており、本県の古墳研究に欠かすことのできない重要な資料です。なお、群馬県では「群馬県古墳総合調査」を実施し、平成29年5月に平成版の上毛古墳総覧とも言える「群馬県古墳総覧」を発行しました。
タイトル [吉井町絵はがき]
テーマ 富岡製糸場と絹産業遺産群
解説 群馬県民には、上毛かるたで『昔を語る多胡の古碑』と詠まれることで知られている日本三大古碑のひとつ、多胡碑。これを含む「上野三碑」が、平成29年10月31日に、ユネスコの「世界の記憶」(世界記憶遺産)に登録されました。
この絵はがきは、春山写真館の制作したもので、発行年は不明ですが、昭和初期と推測されます。
当時の多胡碑の写真ほか、多胡碑の覆屋及び周辺を撮影した写真が含まれています。
タイトル 養蚕須知
テーマ 富岡製糸場と絹産業遺産群
解説 1巻。昭和8年刊の翻刻本。
1789年(寛政元年)、渋川村元宿(現在の渋川市元町)の吉田芝渓が、和漢の養蚕書を研究した上で、自らの体験も加味しつつまとめた養蚕の手引書です。巻末に自作の養蚕漢詩12首があげられています。この資料は、それまでの蚕書と比べて科学的な解説が特徴で、以後の養蚕振興に影響を与えました。