デジタルライブラリー資料ピックアップ

ピックアップ(デジタルライブラリ)

タイトル 赤城山廻遊案内
テーマ ぐんまの貴重書
解説 岩澤正作(いわさわ・しょうさく/1876年~1944年)は、明治9年に神奈川県に生まれ、明治35年に前橋中学校(今の前橋高校)に教師として着任しました。博物学を教えるかたわら、県内の歩いては土器のかけらや鉱物など収集し、研究するなどその知識を生かして活動し、昭和4年には毛野研究会を組織、雑誌『毛野』を刊行し、本県の考古学、博物学の先駆けとなりました。
なかでも赤城山を愛し、この「赤城山廻遊案内」をはじめガイドブックを出版して、その紹介に努められました。当館デジタルライブラリーでは、岩澤正作の著書を4点ご覧いただけます。
タイトル 必勝戦策
テーマ 中島文庫と国政研究会
解説 昭和16年に太平洋戦争がはじまると、中島飛行機の創立者・中島知久平は、アメリカが航続距離の長い大型爆撃機を開発し、日本本土を爆撃するようになると予測し、これに対抗するための研究に没頭しました。その結果、史上空前の性能を持つ超大型爆撃機を製造し、アメリカの飛行機生産拠点を先制攻撃するという計画を立て、当時の政府要人や軍関係者へと極秘に配布し、賛同を求めました。この計画をまとめた資料が「必勝戦策」であり、そのなかで提案されたZ機=「富嶽」は、幻の超大型爆撃機と呼ばれています。
タイトル 中島文庫図書目録
テーマ ぐんまの貴重書
解説 多くの傑作飛行機を生み出し、戦前の日本の航空機産業を担った「中島飛行機」。その創業者である中島知久平は、国務大臣を担う政治家でもありました。昭和6年、国内では民間初のシンクタンクと言われる「国政研究会」を組織し、国際情勢の分析や政策立案のため、さまざまな資料を収集しました。その資料群は、戦後に群馬県議会へと託され、その後当館の所蔵となりました。
国政研究会が作成した資料の一部については、デジタルライブラリーでご覧いただくことができます。
タイトル 小野寺文庫目録
テーマ 富岡製糸場と絹産業遺産群
解説 当館の所蔵する特別文庫のうち「小野寺文庫」は、故・小野寺重雄氏が収集した約5,500点の養蚕書をはじめとする、養蚕・製糸業に関する一大コレクションです。
デジタルライブラリーでは、所収の貴重な養蚕書(一部)のほか、養蚕錦絵やチョップ(生糸商標)、養蚕錦絵などもご覧いただけます。目録を参考に、ぜひ検索してみてください。
タイトル 史蹟精査報告 第一
テーマ ぐんまの貴重書
解説 大正15年(1926年)3月刊、内務省編。
「上野三碑」(多胡碑・山上碑・金井沢碑)を含む3つの史跡に関する調査報告書です。
大正末期の三碑について、本体(碑文の拓本)及び周辺の様子が、写真や図面で記録されています。