第18回群馬県図書館大会「新時代の図書館~今だから、図書館としてできること~」を開催しました。
日 時 : 令和2年11月26日(木) 午前10時 ~ 午後4時30分
会 場 : 前橋市総合福祉会館
日 程 : 式 典 (午前10時~10時30分)
記念講演 (午前10時30分~12時00分)
テーマ別分科会(午後1時30分~4時30分)
主催者挨拶、来賓祝辞に続いて、表彰式が行われました。
○優良図書館群馬県教育委員会表彰
甘楽町図書館
○群馬県読み聞かせボランティア顕彰
桂萱読み聞かせの会「はぐはぐ」(前橋市)
堤ケ岡公民館図書ボランティア(高崎市)
さくらの会(藤岡市)
下仁田読み聞かせの会(下仁田町)
太田市立宝泉東小学校読み聞かせボランティア(太田市)
○第53回全国優良読書グループ表彰伝達
川内読書会(桐生市)
記念講演「心地よい日本語、これからの日本語」
講師:金田一秀穂 氏(山梨県立図書館長・言語学者)
山梨県立図書館の館長としてご活躍されるとともに、言語学者として数々のメディアに出演されている金田一秀穂様をお招きし、図書館長と言語学者というそれぞれのお立場から、図書館や教育、自分で考えることの大切さなどについてお話しいただきました。
参加者アンケートからは「ユーモアを交えながら、物事の本質をつくお話でハッとさせられました。」「大変面白いお話でした。これからの図書館の一視座が見えたような気がします。」などのご感想をいただき、参加者の皆様も大変満足してくださったようでした。
金田一様、本当にありがとうございました。

第1分科会 コロナ禍における図書館運営
講 師:神谷 亘 氏 (群馬大学大学院医学系研究科生体防御学分野教授)
小佐野みはる 氏(山梨県富士吉田市立図書館)
講義補助:遠山香里 氏、杉山佐和 氏(山梨県富士吉田市立図書館)

1分科会は、コロナウイルス研究でご活躍される神谷亘様と、ユニークな企画の数々を実践されている富士吉田市立図書館から講師として小佐野みはる様と遠山香里様、杉山佐和様をお招きしコロナ禍における図書館運営について講義していただきました。
参加者アンケートからは、「コロナウイルスについて研究されている先生の、研究者としてのお話が聞けて興味深かったです。」「富士吉田市立図書館のお話は、図書館のイメージを一変させてくれました。」などのご感想をいただき、たくさんの学びがあったことが伺えました。
コロナウイルス研究最前線からのお話をしていただいた神谷様、様々なイベントや企画を紹介していただいた小佐野様、遠山様、杉山様、本当にありがとうございました。
第2分科会 子どもたちの情報活用能力を育む学校図書館を目指して
講演:「チャレンジ!手がかりは写真だけの調査活動
~情報センターとしての学校図書館の可能性~」
講師:宮澤優子 氏(長野県下伊那郡高森町立高森北小学校:学校司書)
第2分科会では長野県高森町立高森北小学校の学校司書としてご活躍される宮澤優子様から、生徒の情報活用能力の育成、教材研究や公共図書館との連携などについて講義していただきました。また、当日はオンラインミーティングサービス「Zoom」を使い、講師の映像を会場スクリーンに映写し、遠隔で講義を行いました。
参加者アンケートからは、「濃い内容で大変勉強になりました。探究活動や、図書館の活用の仕方について、すぐ実行したいことがたくさんありました。」「宮澤先生の発想力、行動力に大変刺激を受けました。自校だけでなく、大きな枠組みで考え実践していきたいです。」「宮澤先生のファンになりました。」などのご感想をいただきました。参加者の皆様にとって非常に有意義な時間になったことと思います。
様々なノウハウを惜しみなく紹介していただいた宮澤様、本当にありがとうございました。
全体についての感想では「とても充実した大会でした。このような機会を与えていただいたこと幸せに思います。ありがとうございました!」「硬軟とりまぜてあって、とても貴重なお話を伺うことができました。ありがとうございます。」「コロナ対策に配慮しての開催で大変でしたね。"今だから"できることを"考えて"いきたいと思います。」などのコメントをたくさんいただきました。
参加してくださった皆様、ご来賓の皆様、スタッフの皆様、本当にありがとうございました。