図書館館職員等学校支援講座(みどり会場)を実施しました
講義「公共図書館と学校図書館の連携のために」
みどり市教育委員会 指導主事 寶木 政則 氏
学校連携の必要性の根拠となる法令等の紹介に続いて、公共図書館に期待すること(物的な学校支援・学校連携+人的な学校支援・学校連携)を、事例等をたくさん挙げながら論じました。途中、小学校から授業で読み聞かせをしてほしいという要望があった場合の対応や、学校へ団体貸出をしたにも関わらず「授業で使えなかった」と言われた場合の原因について、近くの席の方と意見交換の時間を取り、参加者の意見を引き出す場面もありました。「学校の授業がどうかわりつつあるのか、公立図書館に何を求めているのかよく分かりました」「公立図書館に期待されていることの重要性等を考えて学校行事に支援することの大切なことを感じました」等の感想をいただきました。
報告「公共図書館における学校支援」
みどり市立大間々図書館 副館長 割田 弘美 氏
みどり市立図書館における取組について「団体貸出」「配本サービス」「ブックトーク」「教科書受け入れ」の順で報告いただきました。今後の課題としては、「みどり市子ども読書推進計画」の策定(29年度策定の予定)、学校とのシステム統合(利便性、重要性、人的配置等を鑑みて検討中)を挙げていました。「学校図書館の本の入れ替えも図書館職員が行っているという点が非常に参考になりました」「公共図書館と学校図書館の連携の重要性等が大変よくわかりました」等の感想をいただきました。
連絡「県立図書館の学校支援」
群馬県立図書館 指導主事 岡 亜也子
当館の学校支援の取組を、「各教科の学習や学校行事への支援」「朝の読書に取り組む学校への支援」「学校図書館に関する研修や講座」「28年度新規事業」の順にPRしました。
施設見学
大間々図書館で8/19に開催し好評だったイベント「ミステリーツアー」の展示が残っていたため、体験してみました。趣向を凝らしたリアルなお化けの展示に思わず足がすくみました。その後1階図書館を見学しました。児童書も郷土書も一般書もすべてワンフロアに収まっているため、コンパクトで使い勝手のよさそうな図書館、という印象を受けました。

時には意見交換の場も

きめ細かな対応例を報告
(担当:地域協力係)
平成28年度 第2回図書館職員等学校支援講座(伊勢崎会場)を実施しました
講義「公共図書館と学校図書館の連携のために」
群馬県立図書館 指導主事 加藤 寿生
本の団体貸出など【物的な支援】だけでなく、図書館職員の専門性を生かしたアイデアや情報の提供、選書・除籍・展示の助言など【人的な支援】が大切であると論じました。「授業における読み聞かせの役立て方が把握できたので、今後の学校連携に生かしていきたいと思います」「学校側の要望と授業との関連性をコミュニケーションをとって確認し合うことがお互いの満足度を高めるために重要だと分かりました」等の感想をいただきました。
報告「公共図書館における学校支援」
伊勢崎市図書館 係長代理 須田 奈留美 氏
伊勢崎市図書館における取組について報告いただきました。昨年11月からモデルとなる小中学校において市図書館と同一の図書館システムを導入し、リクエストの受付、配送、回収を行っています。配送の際には、学校の要望や相談などに対応し、情報交換・情報共有を行っています。「学校連携を行っている上で大きなトラブルがないようなので安心しました」「学校図書館との接触の仕方が参考になりました」等の感想をいただきました。
連絡「県立図書館の学校支援」
群馬県立図書館 指導主事 岡 亜也子
当館の学校支援の取組を、「各教科の学習や学校行事への支援」「朝の読書に取り組む学校への支援」「学校図書館に関する研修や講座」「28年度新規事業」の順にPRしました。
施設見学
学習室、調査相談室、図書室、新聞雑誌室、児童室などを見学しました。県内の公共図書館では、県立、前橋市立、高崎市立に続いて蔵書数が多いそうです(約54万冊)。最後に児童室で子ども対象に行う夏休みイベント「くわまるをさがせ!」を体験しました。クイズに全問正解すると桑の妖精「くわまる」のしおりがプレゼントされます。

時には意見交換の場も

学校との情報共有を大切に

学習支援図書セットの活用法を紹介
※8月31日(水)にみどり市立大間々図書館において第3回講座を開催します。大変充実した講座内容のため、公共図書館職員のみなさんに役立つこと、間違いありません。多数のご参加、お待ちしています。
(担当:地域協力係)
平成28年度 第1回図書館職員等学校支援講座(高崎会場)を実施しました
講義「公共図書館と学校図書館の連携のために」
西部教育事務所 指導主事 山田 康成 氏
本の団体貸出など【物的な支援】だけでなく、図書館職員の専門性を生かした「効果的な本の提示」「読み聞かせスキルの助言」など【人的な支援】が大切であると論じました。途中でワークシートに書き、少人数で意見交換の時間を取るなど、参加者が主体的に考えられるよう工夫されていました。「時間を忘れるほど学校連携について、基本的なことから大切なことまで学ぶことができました」「とても分かりやすく、公共図書館と学校図書館の関係がいかに大切か、興味深く参考になりました」「学校が図書館に対して何を望んでいるのか、具体的に分かりました」等の感想をいただきました。

専門性を生かした人的支援が必要と力説
報告「公共図書館における学校支援」
高崎市立中央図書館 主査 杉原 浩子 氏
高崎市立中央図書館における取組について報告いただきました。利用券の配布、学校連携パックの貸出、学校向け図書館通信の発行、研修会講師等、精力的に行っています。根底に「学校図書館指導員をサポートしたい」という熱い思いを感じました。 「担当にならなければわからない、実際の内容、課題などが少しでも知ることができ、よかったです」「学校連携の実績が増えていることが分かり、学校の中での図書館に対する意識が変わってきていること、求められるようになってきたことが、図書館員として喜ばしく感じました」「実際に行われている活動内容を知ることにより、今後の学校へのかかわり方について考える良いきっかけとなりました」等の感想をいただきました。

学校図書館指導員をサポートしたい」思いがある
連絡「県立図書館の学校支援」
群馬県立図書館 指導主事 加藤 寿生
当館の学校支援の取組を、「各教科の学習や学校行事への支援」「朝の読書に取り組む学校への支援」「学校図書館に関する研修や講座」「28年度新規事業」の順にPRしました。

県立図書館の取組をPR
施設見学
高崎市立中央図書館の見学を行いました。同館では、設計や構造、配架が利用者の立場をよく考慮されています。学習室で、複数の学生が会話しないように席の配置を指定したり、自動貸出機やICタグを活用したりするなど、県内では最も先進的な公共図書館であると感じました。

高崎市立中央図書館を見学
※7月20日(水)に伊勢崎市図書館において第2回講座を、8月31日(水)にみどり市立大間々図書館において第3回講座を開催します。大変充実した講座内容のため、公共図書館職員のみなさんに役立つこと、間違いありません。両講座とも参加者受付中ですので、ぜひご参加ください。
(担当:地域協力係)